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2017 J2 第25節 名古屋グランパス VS FC町田セルビア
今日は町田戦をDazn見たレビューを書く。
自動昇格までの道のり
去年の2位の年間勝ち点は84。
現在28試合消化して勝ち点49。
残り14試合で35必要。
11勝2分1敗で35になる。
まだまだ勝ち続けるしかない!!
前半
町田は他チームより小さい範囲に密集してプレスをかけてくるスタイル。
片側のサイドに密集してボールを取りに来る。
序盤は町田の激しいプレスに押し込まれた。
これに対してグランパスは細かいパスをつなぐスタイル。
だが、細かく繋ぐだけでは難しいと判断。
20分過ぎからワイドに展開するようになった。
これが功を奏して1点目が決まる。
さらに珍しくセットプレーから追加点が入る。
1失点目
グランパスの1失点目。

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_1失点目 (1)
町田のクロス。
FWがフリーになっている。

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_1失点目 (2)
そのままシュートを打たれて失点。
毎試合、試合序盤は誰がマークにつくかの検討から始まる。
試合前に決めている様子はない。
しかもボランチが飛び出してCBの前にスペースができる問題は6月にはすでに存在している問題。
未だ解決していない・・・。
町田のプレス
町田のプレス。
グランパスのスローインをトラップしたところ。

2017_28節_vs町田_11分_町田のプレス (1)
10人全員右サイドにいる。
FW、MFは右25%位に全員いる!!
ここまでボールに密集するのも珍しい。
ボールに来た選手は中へのパスコースを切っている。
この状態で逆サイドへ振られたら町田の選手はいない。
当然、逆サイドへは出させない。こちらのサイドから出させない様にしている。

2017_28節_vs町田_11分_町田のプレス (2)
当たりに来るスピードとプレッシャーがすごい!!

2017_28節_vs町田_11分_町田のプレス (3)
本来、町田は中へのパスコースを切りながらプレスをかけるべきだが、中へのパスコースが空いている。
だが、プレスの早さと強さが尋常じゃない為、自由にパスを出せない。

2017_28節_vs町田_11分_町田のプレス (4)
町田の狙い通り囲んだ所でボール奪取される!!
前半20分位まではこのプレスを細かくパスをつないで突破しようする。
だが上手くいかなかった。
グランパス1点目
ビルドアップの際、DFラインでサイドを変えるパス回しを始めた。
その直後のグランパスのカウンター。

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_1点目 (1)

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_1点目 (2)

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_1点目 (3)
まずボールを取ってすぐサイドを変える。

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_1点目 (4)
右サイドの空いたスペースを大きく使う。

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_1点目 (5)
右サイドにDFが寄ってきたタイミングで横パスで中央へつなげる。

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_1点目 (6)
右サイドから中央へ振ったのでシャビエルがフリー!!
しかもシモビッチへのパスコースが空いている!!

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_1点目 (7)
シモビッチが落ち着いて決めてゴール!!
実は直前にも似たシーンがあった。
左サイドからのカウンターだったが、同じ様に左サイドから中央に横パスをつないで縦パスを入れていた!!
その時は縦パスが通らなかったが、2回目だったのでシャビエルが縦パスを通せるポジションをしっかりとっていた!!
風間監督の指示なのか選手間の指示なのかわからなかったが得点の直前からサイドを変えるパスが出ていた。
この得点は町田のワンサイドに追いやるプレスにチーム全体で対応しようとした結果の様に見えた。
試合中に戦術変更!!
頼もしくなったものだ!!
グランパス2,3得点
セットプレーからの得点。

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_2点目
こちらは2点目。

2017_28節_vs町田_23分_グランパス_3点目
こちらが3点目。
2点目、3点目は同じやり方だった。
一列に並んで中央の選手はDFよりゴール側に陣取り、裏に走りこむ。
青木の様にDFをグランパスゴール側へ押し込んでいた。
写真右側が町田ゴール。
選手の位置だけ見ると右側がグランパスゴールに見える。
後半
町田のプレス
後半も町田のプレスが効いている。

2017_28節_vs町田_57分_町田のプレス (1)
DFライン中央で持っている時は縦を切ってくる。

2017_28節_vs町田_57分_町田のプレス (2)
サイドにボールが出ると縦にパスを出させる様にして来る。

2017_28節_vs町田_57分_町田のプレス (3)
ここも縦にパスを出させる様にして来る。

2017_28節_vs町田_57分_町田のプレス (4)
狙いすまして囲んでくる。
シャビエルが逆サイドでフリーになっている。
ロングボールでシャビエルに繋げれればチャンスになる&町田もプレスがかけにくくなる。
だがグランパスにその気配はない。

2017_28節_vs町田_57分_町田のプレス (5)

2017_28節_vs町田_57分_町田のプレス (6)
囲まれて取られた。
後半もこのプレスが続く。
ロングボールでのサイドチェンジがないので町田はやりやすかっただろう。
グランパスはサイドの深い位置までボールを運んで町田を押し込みたい。
だが、なかなかそこまでボールを運べない。
グランパス サイドからの展開
グランパスが何とか相手陣内深くまでボールを運べたのだが、安易にボールロストしてしまう。

2017_28節_vs町田_63分_グランパス_サイドから展開 (1)

2017_28節_vs町田_63分_グランパス_サイドから展開 (2)
中央から左サイドへ展開。

2017_28節_vs町田_63分_グランパス_サイドから展開 (3)
押谷が上手く抜け出して縦につながり、相手陣内までボールを運べた。
だが、押谷はここからクロスを上げる。
シモビッチはゴールから遠く、頭に合っても得点にはつながりにくいにも関わらずクロスを選択した。
ここはサイドでキープして味方の押し上げを待ってほしかった。
これはアビスパ福岡戦前々日 監督会見の抜粋。
─失点の多さも気になりますが、守備が悪い、守れていないという問題ではないのですね?
もちろん、そこ(守備)でも防げればいいのですが、決してそういうことをやっているチームではないです。自分たちがボールを譲 るからそうなるわけで、それまで譲っていないのに、なぜ簡単に譲るのかという問題です。
このような事を風間監督はたびたび言っている。
点を取られない為にボールを保持しろ!!、相手にボールを渡すな!!と言っているのだが、安易にクロスを上げて町田ボールにしてしまう。
勝っている状況での逃げ切る方法が「引いて守る」ではなく、「相手にボールを渡さない」なのだ。
ボールを取られた場合のカウンターも考慮して、相手を押し込んで高い位置でボールを保持したいのだが・・・。
どうもまだ浸透していないみたいだ。
2失点シーン
町田の狙い通りの得点シーン。

2017_28節_vs町田_64分_グランパス_2失点目 (1)
新井が前線へのフィードを跳ね返す。

2017_28節_vs町田_64分_グランパス_2失点目 (2)
こぼれ球を拾われて、サイドへ展開される。
後半はこぼれ球をかなり取られた。
グランパスが押し込めなかった要因の一つ。

2017_28節_vs町田_64分_グランパス_2失点目 (3)
町田FWがサイドに流れて起点になる。

2017_28節_vs町田_64分_グランパス_2失点目 (4)
空いたバイタルエリアに町田 平戸が入ってきてここからすごいミドルが炸裂する。
平戸は前節も同じ様な位置からミドルを決めている。
平戸のミドルは町田の武器の一つなので、本来は試合前に対応方法を決めてべき。
ちなみに平戸はボランチの選手。
上がってきた場合、シャビエル、押谷が戻るのかワシントン、小林がつくのか曖昧になっている。
このシーンだけ見るとシャビエル頼む!!戻ってくれ!!と言いたくなる。
グランパス 裏をねらうもつながらない
町田を相手陣内へ押し込むために裏をねらうが通らない。
このシーンが何度も繰り返された。
後半にボールを保持できなかった最大の原因。

2017_28節_vs町田_67分_グランパス裏を狙う (1)
シャビエル様は少々休憩中。
4バックなのでサイドのスペースが狭い。
シモビッチがサイドに流れたボールを貰うシーンが少なかった。

2017_28節_vs町田_67分_グランパス裏を狙う (2)
落ち着いてDFラインで回せばキープできそうなのだが・・・。

2017_28節_vs町田_67分_グランパス裏を狙う (3)
裏をねらうがつながらない。
後半は相手の打ち合いに応じて早く裏へ展開するシーンが目立った。
そして相手の攻撃を受ける。
これは愛媛戦、松本戦も同じだった。
後半、勝っている場合は失点減らすのが優先。
守る為にボール保持!!
もっとボール保持しながら相手を押し込む方法を身に着けてほしい。
グランパス3失点目
町田の執拗なまでの左サイド攻撃が実を結んだ。

2017_28節_vs町田_71分_グランパス_3失点目__(1)
ゴール前のディフェンスが和泉と秋山!!
右サイドから攻められると常にこうなる。
これで失点ゼロはそもそも無理がある。

2017_28節_vs町田_71分_グランパス_3失点目__(2)
町田 中島が一旦オフサイドポジションへ行く。
当然、和泉はついていかないので中島のマークが一旦外れる。

2017_28節_vs町田_71分_グランパス_3失点目__ (3)
中島はしれっと秋山の前に戻ってくる。
だが和泉は中島をケアしているつもりだと思われる(首を振った感じから戸高は見えていなさそう)。
これで和泉、秋山が中島をケアし、戸高がフリーになってしまった。

2017_28節_vs町田_71分_グランパス_3失点目__ (4)

2017_28節_vs町田_71分_グランパス_3失点目_ (5)
フリーの戸高を使われ失点。
グランパス4点目
裏へ抜け出しかけた所でファウルを貰い、FKをシャビエルが直接決めた。
裏をねらい続けた執念がここで実を結ぶ。

2017_28節_vs町田_86分_グランパス_4点目のファウル (1)
永井が競ったボールがこぼれる。

2017_28節_vs町田_86分_グランパス_4点目のファウル (2)
こぼれ球に青木が反応して抜け出しかけた所で青木がファウルを貰う。
青木が高いポジションをとっている。
八反田が入った直後だったのでポジションチェンジがあったのだろう。
このシーンは審判がプレーに関与していない選手をレッドカードで退場させた問題のシーン。
審判後ろからよく見えてそう。
選手の顔と名前覚えていれば、間違えないだろう。
プロ審判だが、笛吹く試合の選手覚えてないのか?!
総評
町田は一貫して
・前線へフィード⇒こぼれ球を拾ってサイドへ展開
・ポストにあてて落としたボールをサイドへ展開
・取られたら高い位置からプレス
が最後まで徹底しており、よいチームだった。
グランパスは、前半、最初町田のプレスに苦戦するもワイドに展開することで町田のプレスに対応していた。
後半は衰えない町田のプレスに裏をねらうボールで対応しようとした。
そしてそれがつながらない。
裏へのパスが通れば相手を押し込めてグランパスペースの試合になっただろうが、通らなかった。
4バックの為、サイドに流れてもらうことができなかったのが痛かった。
シャビエルもサイドで開いてもらうシーンが少なかった。
後半も途中から戦術変更し、DFラインからワイドに展開してボールをつないだ方がよかっただろう。
風間監督がインタビューで毎回の様に言っている「点を取られない為のボール保持」ができない。
だが、それでも力づくで追加点を取って勝ち切れる様になったのは大きい。
これで終盤、ボール保持して守り切れるようになればJ2では無双だろう。
J2無双まで後もう少し!!
さらなる進化に期待したい。
外部リンク
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